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中日・松中コーチの打撃改革 秋季練習にマスコットバット採用「3冠王の極意」注入

スポニチアネックス 2024年10月31日 5時49分

 中日の打撃担当コーチに就任した松中信彦氏(50)が30日、名古屋市内の球団事務所で会見した。「平成唯一の3冠王」は、バンテリンドームでも長打を放てる大砲育成に自信を見せた。

 「井上監督からお話をいただき、正直びっくりした。強い打球を打てるスイングスピードだったり、体の使い方を教えていきたい」

 現役時代から井上監督と交流があり、直々のオファーに応えた。就任内定後、井上監督に要望し、通常のバットより重いマスコットバットを秋季練習から採用。「僕の提案。振る力はスイングしないとつかない」と持論を展開した。本塁打が出にくい本拠地で今季10発を放った細川や、石川昂ら長距離砲が在籍。得点力不足解消へ「3冠王の極意」を注入する。(山添 晴治)

 ≪平田コーチ野望はGG賞総なめ≫22年に現役引退した平田良介氏(36)は外野守備コーチに就任した。18年に外野手部門でゴールデングラブ(GG)賞を獲得した名手で「中日がGG賞を総なめするような25年を送れたら」と、やる気満々。選手時代は兄貴分だった大島を指導する立場となり「走らせたい」と笑った。また、新任の小山投手コーチ、飯山野手総合コーチ、小林育成コーチ、田島投手コーチも会見で抱負を述べた。

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