ヤクルトから育成ドラフト3位で指名されたオイシックス・下川が新潟市内で球団の指名あいさつを受けた。アンダースロー右腕で、今季から参戦したイースタン・リーグでリーグトップの102三振を奪い「長く続けられるように安定して結果を出せる選手になりたい」と意気込んだ。
最速は137キロでも、2軍戦の投球を視察してきた小川淳司GMは「高めの球で空振りを取れて奪三振率が高い」と評価。下手投げはセ・リーグには特に少なく、使い手のDeNA・中川颯の名前を挙げ「なかなかいないタイプだから機能している」と続けた。「球の軌道を生かして勝負したい」と下川。サブマリン特有の浮き上がる軌道を武器に、まずは育成から支配下への“浮上”を目指す。