◇ワールドシリーズ第5戦 ドジャースーヤンキース(2024年10月30日 ニューヨーク)
ドジャースが5回に一挙5点を奪い、試合を振り出しに戻した。
0-5の5回、先頭のE・ヘルナンデスが中前打で出塁すると、続くエドマンのライナー性の打球を中堅手・ジャッジがグラブではじく失策を犯し無死一、二塁。さらにスミスのゴロを遊撃手・ボルピが三塁へ送球も判定はセーフ(記録は野選)となり、無死満塁と一気に好機を広げた。
ラックス、大谷が2者連続三振に倒れ2死となったが、ベッツのボテボテのゴロを一塁手・リゾが捕球も先発・コールが一塁ベースカバーに入らなかったため、セーフに(記録は内野安打)。これで1点を奪うと、なおも2死満塁からフリーマンの中前適時打で2者生還し3-5とした。
さらに2死一、三塁からT・ヘルナンデスが中越えの適時二塁打を放ち、三塁走者・ベッツに続いて一塁走者・フリーマンも生還。これで一気に5点差を追いつき、同点とした。
フリーマンはこの2点打で今ワールドシリーズ12打点目。1960年のボビー・リチャードソン(ヤンキース)に並び、メジャー記録となった。