J1優勝を争う神戸は11月1日、磐田とホーム・ノエスタで戦う。31日の非公開練習後、吉田孝行監督(47)とMF井手口陽介(28)がオンライン取材に出席した。
神戸は18日のJ1・FC東京戦を0―2で落としたが、中4日で23日のACLエリート・蔚山戦(アウェー)を2―0で勝利。中3日の27日には天皇杯準決勝・京都戦を2―1で勝った。
中4日で磐田戦と連戦が続くが、井手口は「僕自身、連戦の方がコンディションはいいなって実感している。1試合1試合、目の前の試合を全集中してやっていくだけ」と話した。負けたFC東京戦で「喝を入れられた試合だった。切り替えてACLと天皇杯に向かえた」と振り返る。
磐田とは開幕戦だった2月24日からの再戦となるが「頭で考えながらプレーしてたのが(今は)体に染みこんでいる。考えずに動けているのが最初とは違う」と井手口はチームとともに進化している。
吉田監督はJ1残留に賭ける磐田を警戒。「負けられない、勝たなきゃいけないっていう全員の気持ちが乗り移ってくると思う。自分たちも優勝したいっていう強い気持ちを試合にぶつければ、ホームでサポーターの後押しもありますし、勝ち点3を取れるかなと思います」と必勝を期す。勝って暫定首位に立ち、3日に試合がある首位・広島にプレッシャーをかける。