◇ワールドシリーズ第5戦 ドジャース7ー6ヤンキース(2024年10月30日 ニューヨーク)
ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第5戦で劇的な逆転勝利を飾り、対戦成績4勝1敗とし、2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。アンドルー・フリードマン編成本部長も万感の思いを語った。
フリードマン編成部長は2020年以来、4年ぶりのワールドチャンピオンに「私がここまで頑張ってこれたのは常にパレードと結び付いている。この20年間、パレードでファンと喜びを分かち合うことに集中してきた。2020年も世界一になれたけど(新型コロナでパレードはできず)、今回はトロフィーを持ち帰り、ドジャー・ネイションでみんなで祝うことができる。私たちのファンはホームでもアウェイでも大勢で応援してくれた。信じられないほど熱心だった」と2020年はコロナ禍でパレードができなかったことから、1988年以来、36年ぶりのVパレード実現に喜びもひとしおと語った。
そして、0-5から一挙5点を奪った5回の反撃時、何をしていたか問われると「実はクラブハウスにきて、山本が(第6戦に備えて)ロサンゼルスに早めに移動できるかどうか話していた」と敗戦に備え、次戦への準備を始めていたと告白した。
また、9回に第3戦先発から中1日で登板したビューラーについては「彼は今日、私たちに“自分は出られる”と言ってくれた。ウォーカー(ビューラー)については言葉に尽くせないよ。毎回、彼が10月に何をしているかはもはや驚くべきことじゃない。大試合に強い、ドジャースでのレガシーを高めてくれた」と最大級の賛辞を送った。