ラグビーリーグワン1部で昨季王者のBL東京は31日、東京都府中市で定例会見を開き、荒岡義和社長が新シーズンの事業目標について「売り上げ7億円以上。東芝を除くスポンサー収入は3億5000万円、1試合あたりの有料観客数は8000人」と公表した。
昨シーズンは6億円を売り上げ、1試合あたりの有料観客数は7200人だった。いずれも約1割増しの目標となり、荒岡社長は「昨季はW杯の流れがあったが、今季は特別なイベントがない平場のシーズン。本当のラグビー事業の実力が試される。チャンピオンチームであることを前面に出して事業を行いたい」と抱負を述べた。
チームは9月中旬に本格始動し、すでに練習試合も行っている。開幕戦では12月22日に昨季4位の横浜と対戦するが、会場は神奈川・日産スタジアムでビジターゲームとなる。昨季王者にも関わらず、集客しやすい開幕戦を主催できないことについては「機会公平の観点(で決定した)らしい。せめて(前シーズンの)Aクラスは開幕戦をホストでやりたいのはある」とリーグ側に注文を付けた。