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「あと9度、あと9度って」大谷翔平が目指す更なる高み…球団編成本部長が告白「勝利を祝いながら…」

スポニチアネックス 2024年10月31日 15時46分

 ◇ワールドシリーズ第5戦 ドジャース7ー6ヤンキース(2024年10月30日 ニューヨーク)

 ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第5戦で劇的な逆転勝利を飾り、対戦成績4勝1敗とし、2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。アンドルー・フリードマン編成本部長が試合後の大谷翔平投手(30)の発言を明かした。

 ドジャースはカーショー、グラスノーら先発陣を筆頭に故障者が相次ぎ、ポストシーズンは厳しい戦いが予想された。

 ただ、事前の予想を裏切り、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズを突破すると、ワールドシリーズでは4勝1敗とヤンキースを圧倒。ワールドチャンピオンに輝いたフリードマン編成本部長は「これが10月の野球の素晴らしさだ。何が起こるか分からない。だから、自分の持てる才能を最大限に発揮したいし、どんな状況でも対応できるように準備しておきたい」と喜んだ。

 また、自身が尽力し獲得した大谷翔平が本塁打王、打点王の2冠を獲得するなど、ほぼMVPが確定となる活躍を見せ、チームを頂点に導いた。「彼が史上最高の選手だというのは、議論としてまっとうなものだと思う」とし「今夜の勝利はその議論をさらに後押しするものだよね」とこの日の世界一で大谷のすごさが改めて証明されたとした。

 そして「これからも先がある」とし「彼は勝利を祝いながら“あと9度、あと9度”って叫んでいた」と告白。今季、10年総額7億ドル(約1040億円)でドジャースに加入した大谷が来年以降の残り9年も頂点に立つ覚悟を口にしていたと明かした。

 

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