ラグビー・リーグワン1部昨季王者のBL東京は31日、東京都府中市のチーム施設内で定例会見を開き、今季から新加入した3人が意気込みを語った。
会見に臨んだのは、東京ベイから移籍したFB金秀隆(26)と、神戸から移籍したCTB池永玄太郎(27)、フッカー酒木凜平(24)の3人。トップリーグ最後の年だった2021年に新人賞を獲得している金秀隆は「チャンピオンのチームに呼んでいただいて、行くしかないと思った。新しいチャレンジをしたい」と移籍理由を述べ「チームの2連覇に貢献できるように頑張っていきたい」と目標を語った。
昨季のリーグワンMVPのSOリッチー・モウンガ(30)や、フランカーのシャノン・フリゼル(30)といったで元オールブラックス戦士ともチームメートに。練習では「常に空いているスペースに攻めている。やっぱりすごいの一言に尽きる」とレベルの高さを実感した。その中で「簡単には試合に出られない。自分のスタンダードを上げて、負けないように頑張りたい」と意気込んだ。
今月26日にはプレシーズンマッチ第1戦で相模原と対戦。池永は「東芝(BL東京)に来て初めての試合で、チームメートに自分を知ってもらう機会と思って取り組んだ」と振り返った。そして、12月21日に開幕を迎えるシーズンへ向け「一つでも多く出場してチームの優勝に貢献したい。試合に出るために日々の練習で自分をアピールしたい」と意気込みを語った。
酒木は「チームの連覇に貢献できるように頑張りたい。競争の激しいポジションで最大限努力し続けること」と気合。BL東京の印象については「フィジカルの強いチームでそこにこだわりを感じる。仲が良くてファミリー感がある」と話した。