◇ワールドシリーズ第5戦 ドジャース7-6ヤンキース(2024年10月30日 ニューヨーク)
ドジャースはベッツが渋い働きでチームに勝利をもたらした。6―6の同点に追いついた8回、前の打者の大谷が打撃妨害で1死満塁となり、初球をきっちりと中犠飛とした。
決勝点を挙げ、5点差をひっくり返しての世界一に「本当にクレージー。誰一人諦めてはいなかった。これが2024年のドジャースの“定義”なんだ」。5点を追う5回2死満塁では、ボテボテの一塁ゴロが内野安打になる幸運もあって計2打点。大谷、フリーマンとMVPトリオの一角を占める32歳は、今ポストシーズンで4本塁打、16打点とチームの世界一に大きく貢献した。
▼ドジャースのビューラー(第3戦先発から中1日で9回に18年以来の救援登板。2三振など3人で締めてレギュラーシーズン含めて初S)早い段階で状況次第では投げると聞いていた。野球人生で最も素晴らしい瞬間だった。信じられない。