“3冠打法”の極意を会得する。中日・石川昂が、新任の「平成唯一の3冠王」松中信彦1軍打撃担当コーチの打撃技術を吸収する構えを示した。
「明日(1日)から一緒にやりますし、何かあれば、いろいろ聞いてみたいです」
次代の大砲候補が、ブレークのきっかけをつかむ。きょう1日からナゴヤ球場で始まる秋季キャンプで初指導する松中氏は「振る力は、スイングしないと身に付かない」と通常のバットより重いマスコットバットでの振り込みを提案。長打力アップを図る狙いで、石川昂も「これまで、あまり使ったことはかったですが、1キロのマスコットバットを発注しました」と呼応した。
課題の得点力不足解消へ、石川昂がキーマンに名乗りを上げる。