プロボクシングWBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)の2度目の防衛戦(12月24日、東京・有明アリーナ)の相手が、WBO世界同級10位ユッタポン・トンデイ(31=タイ/15勝9KO)に決定したことを1日、大橋ジムが発表した。
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)がIBF&WBO同級1位のサム・グッドマン(26=オーストラリア)を迎え撃つ防衛戦と合わせたダブル世界戦となる。興行のもようはNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信される。
挑戦者ユッタポンはアマチュア時代に国際大会優勝もあり、2大会連続オリンピック金メダリストで元WBO世界フェザー級王者ロベイシ・ラミレス(キューバ)にも勝利。プロ転向後はWBAアジア・バンタム級王者にも輝いた身長1メートル60の右オーソドックスタイプで15戦全勝9KOと無敗を誇る。
武井は24日に都内で行われた発表会見で「今年は激闘続きだったので、今度こそはバチッとKOで勝ちたい」と意気込みを語っていた。