ロッテからドラフト6位指名された日本生命・立松由宇内野手(25)が1日、大阪市内の同社で、ロッテ編成管理部の高橋薫部長、榎康弘アマスカウトディレクター、三家和真スカウトから指名あいさつを受け、「凄く前向きに考えたいと思っています」と入団へ前向きな姿勢を示した。
社会人4年目。年齢的なことや現在の環境などもあり、指名当日には“保留”したが、「いろいろお話して、すご良い話をもらったので、前向きな気持ちで今、考えが進んでいる状況です」と説明。ここまで会社関係者、家族と相談してきたが、心境が変化した要因の一つに“ロッテ愛”がある。
千葉・松戸市出身で、小学時代はZOZOマリンに「年1回は絶対に行っていた。ちょうど下剋上の時がピークだった」という。特に現ヘッド兼打撃コーチの福浦が好きで、「もし一緒にやれたら?」の問いに「そうですね。サイン欲しいな」と答えて笑わせた。
右投げ左打ちの強肩強打で日本生命では一塁手、捕手として活躍した。自ら何度も視察したという高橋部長は「球団のチーム全体の話とかを丁寧にお話しさせていただきました」と説明し、「社会人4年目ということも十分に分かった上で1年間見させていただいて、社会人の中でもかなりバッティングが良いので、うちに入って勝負できると考えて指名させていただいた。レギュラーになれるチャンスがあるかなと思う」と明言。入団が決まるまでの期間について「そんなに長くはかからないかなと思います」と見通しを語った。」