ルヴァン杯決勝は2日、東京・国立競技場で行われる。頂点を争う名古屋と新潟の両チームは1日に同会場で最終調整を行い、監督と主将が公式会見に臨んだ。
新潟の松橋力蔵監督(56)は「初めてのファイナルで多少の不安もあるが、いい準備ができたと思う」と抱負を語った。Jリーグ入会26年目でクラブ初タイトルが懸かる。「チームとしての価値を高める本当に大事な一戦になる。我々をサポートしてくださる全ての皆さんに、いい結果を勝ち取りたい」と話した。
17年からクラブに在籍し、J2降格も経験したDF堀米悠斗(30)は「今この場に立てていることが凄く幸せ。苦しい間もアルビレックスのことを見捨てずに、さらに強いサポートをし続けてくれたサポーターの皆さんには本当にいい景色を見せたい」と決意表明。「リーグ戦でかなり苦しい思いをさせてしまっているので、何とかここで一つ大きな目標を成し遂げて、チームとしての足跡をしっかり残したい」と力強く語った。