東京都の小池百合子知事が1日、会見を開き、大リーグのワールドシリーズ(WS)を制したドジャース大谷翔平投手(30)山本由伸投手(26)を祝福した。
会見の最後に「本当は最初に申し上げたかったんですけど」と前置きし、「大谷翔平さん、山本由伸さんが所属されるドジャースがついにワールドシリーズで優勝。おめでとうございます!本当に素晴らしい試合の連続でした」と、語気を強めてお祝いの言葉を送った。
WS第5戦では、ヤンキースに5点の大量リードを奪われながら大逆転勝ち。通算4勝1敗で4年ぶり8度目の頂点に立った。
第2戦では大谷が二盗失敗の際、左肩を亜脱臼するアクシデントに見舞われた。小池知事は「大谷選手が肩を痛めた時は、日本中が大丈夫かってみんなで心配したところもありましたけど」と本音も口に。「これからも野球やスポーツの世界で、皆さんが頑張っていただける、そして勇気づけてもらえる、感動をいただくというスポーツ、これからも応援していきたいと思っております」と、エールを送った。
大谷は昨年、WBCで侍ジャパンを優勝に導き、今年はWSを制した。小池知事は「さらに…これ以上の高みって何があるのかな」と素朴な疑問を口に。それでも「きっと大谷選手のことだから、さらに高みを目指されるのだろうと期待しております」とも期待していた。