俳優の成田凌（30）が1日放送のTBS「A-Studio＋」（金曜後11・00）にゲスト出演。仲良しの俳優との出会いについて語った。
番組では成田をよく知る人物として、俳優の間宮祥太朗に事前取材を行った。スタジオで成田は間宮と仲がいいと振られると、「そうですね。デビュー2作目ぐらいで出会ってからずっと」と笑顔をみせた。
MCの「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔が「聞いたら、最初会った時はお互い嫌いだったところからスタートしたって」と間宮から聞いた話をぶつけると、成田は「そうですね。間宮はたぶん俺のこと、モデルのやつがちょっと演技したいから出て来て、みたいな感じで思ってたのかなと思いつつ」とあっさりと認めた。
2人は年齢が同じで、成田自身も当時は間宮の事を「嫌な感じだったんですよね」と思っていたとし、「オーディションでちらっと見た時に受かった顔で歩いてたんですよ。何人か引き連れて」と回顧。「あっ、間宮祥太朗だってこっちは思うワケですよね。デビュー2作目ですからね。間宮祥太朗が受かった顔で歩いてるなと思ったら、現場でお会いするワケですよ」と続けた。
そうして現場でも「お互い全然しゃべんないです。結構後半まで」という状態が続いたという。間宮は芸歴では先輩だったものの、成田は「この世界に入ってみんなが敵に見えてる時間だったんですよ」と語った。
藤ヶ谷はさらに間宮に聞いた話として「空き時間にね、成田くんが当時はやってた芸人のピスタチオさんのものまねとかをしてたと。現場でサービスしてモテようとしてた。そういうノリにもイライラしてたって」と証言。成田は大笑いしながら「そうなんですよ。朝からとにかく自分元気なんですよね。ロケバスで集まってもみんなでワーッってしゃべってたりするのが、間宮はたぶんうるせーなこいつ、とか思ってたかもしれないですけど」とぶっちゃけた。
そこからどうやって仲良くなったのかと聞かれると、「ふいに、“成田くんたばこ吸うの？”って喫煙所まで連れて行ってくれて。で2人きりになった時に“お酒飲むの？”って聞かれて。“ああ飲むよ。好き”って言ったら“じゃあきょう行こうか？”みたいな」と間宮から誘いがあったと打ち明けた。
MCの笑福亭鶴瓶が「仲良うなりたい雰囲気はあったんやろな」と語ると、藤ヶ谷も「それは（間宮も）言ってた。ちょっとあいつモテようとしてんなとかあるけど、でもなんか言ってる感じとか面白いなとか、ちょっと空気感似てるなとかはあったみたいですね」と続けた。
成田は「きっかけをくれましたね」と間宮に感謝。そこから2人は仲良くなり、2人で同じ楽屋になったこともあると紹介されると、成田は「“きょうご飯行こうか”って言ってもらってから、ほぼほぼ毎日一緒に過ごしてたんで。AP（アシスタントプロデューサー）さんとかも、“もうあなた一緒でいいね”とか言って」と目を細めた。
鶴瓶が「よっぽど感覚おうたんやな、それは」と感心すると、成田は「なんか同い年っていうのがこの世界にいると凄いうれしくなるなっていうのはありますね」としみじみと話した。