J2で自動昇格圏2位の横浜FCは3日、ホームで既にJ3降格が決まっている18位の栃木と対戦する。
2連敗でJ1昇格決定は2試合連続で持ち越しになっているが、この試合で勝てば“三度目の正直”で1年でのJ1復帰が決まる。
前日会見で取材対応した四方田修一監督は「今の状況を受け入れて切り替えてやっていくしかないし、次こそはしっかりと自分たちの目標を達成するというエネルギーをチーム1つになって出していこうという話を、試合後(前節岡山戦)からずっとしてきました。選手もそれに応えて、4日間いい準備ができたと思ってます」と意気込みを語った。
この試合は、10月29日に今季限りでの現役引退を発表したDF武田英二郎(36)のホームラストゲームにもなる。7年間所属し、これまで2度のJ1昇格を経験しており、指揮官も「かなり場数を踏んで、いろんな難しいゲームを経験してきてると思う。彼自身このチームで3回目の昇格がかかってるゲーム。そこでどうすべきも含めて、精神的に支えてもらいたい。彼のハツラツとしたプレーというか、思い切ったプレーっていうのはチームに力になるのでそこのチームに貢献してもらいたい」と期待をかけた。
勝ってJ1昇格を決め、武田のホームラストゲームに華を添える。