柔道女子48キロ級で五輪5大会連続メダルの谷亮子さん(49)が2日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演。現役時代にやっていた衝撃のトレーニング方法を明かし、スタジオが静まり返る場面があった。
「カマで足を刈る」トレーニング方法を紹介した谷さん。柔道を初めた小学校の頃に、先生から「足払い」「小内刈り」について「草を切るカマみたいな切れ味、シュッと出さないかんぞ」とイメージを教えられたという。
帰宅して、実際に草を刈ってみたところ「凄い切れたんですよ」。興奮したことを振り返りつつ、「この切れ味を先生は言ってるんだなと。これくらいの研ぎ澄ました足払いをしないと通用しないと思った」と語った。
その後、世界選手権や五輪に出場する際、トレーニングの一環で「カマ」を導入。トレーニングパートナーにカマを足元で振ってもらって、「それを、つばめ返しする練習をしていた」。つばめ返しは、足払いを交わして、払い返す技で、立って実演しながら熱弁。「両足できるように練習していた」といい、トレーニングパートナーは両手にカマを持っていたことも明かした。
その後、元サッカー女子日本代表の澤穂希さんが練習試合での負ける経験などの話をしたものの、「カマ」のインパクトは強烈に残り、野球評論家の里崎智也氏は「カマの話以上はないよ」とお手上げだった。