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「ブラタモリ」 特番アシスタントはかつて番組ロケに遭遇 タモリ驚き「あの女子高校生となあ~」

スポニチアネックス 2024年11月2日 19時47分

 今年3月にレギュラー放送を終了したNHKの紀行、教養バラエティー番組「ブラタモリ」(後7・30)が2日、8カ月ぶりに特番として復活放送され、広島局の佐藤茉那アナウンサーがアシスタントを務めた。

 タレントのタモリ(79)が、全国各地をぶらぶら歩きながら、現在に残る地形やかつての人々の生活の跡に思いを馳せる番組。08年に放送を開始し、レギュラー化、特番放送を繰り返しながら、今年3月にレギュラー放送が終了した。ファンからは復活を望む声が上がっていた。 

 8カ月ぶり放送の今回は、この日から3夜連続放送で、旅のテーマは「東海道五十七次」。江戸と京都を53の宿場を置いて結んだ「東海道五十三次」が有名だが、番組では五十三次のルートから途中で分かれ、江戸と大阪を57の宿場を結んだ「東海道五十七次」の歴史を、タモリが独自の視点と好奇心でひもといた。

 冒頭でタモリが「今日は京都の三条大橋に来ております。久しぶりの『ブラタモリ』です。しかも今日から3夜連続でお送りするという」とあいさつ。すると、佐藤アナは「私、実は高校生の時に、『ブラタモリ』のロケにたまたま遭遇したことがあるんです」と打ち明けた。タモリも事前に話を聞いていたようで、「そうらしいです。鎌倉で」と相づちを打った。

 佐藤アナが遭遇したのは、古都・鎌倉を特集した15年5月9日放送回。「その時にロケをしている姿を登下校中にお見かけして…」と振り返ると、タモリは「人間どう変わるか分からないでしょう?」とニヤリと笑った。

 佐藤アナはさらに「まさか当時、ご一緒できると思っていませんでしたから」と、不思議な運命にしみじみ。タモリは「俺も思ってなかった。あの女子高校生となあ~」とジョークで返し、笑わせていた。

 三条大橋の歴史を振り返る場面では、タモリから「だいたい、こういうの興味ある?」といじりが。佐藤アナは「あります!勉強させてください」と謙虚に返していた。

 佐藤アナは慶大卒業後、20年にNHKに入局。熊本局を経て今年4月から広島局へ異動した。

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