サッカー日本代表の森保一監督(56)が2日、名古屋―新潟のルヴァン杯決勝を視察した。
新潟が後半終了間際に追い付く驚異的な粘りを見せ、最後はPK戦の末に名古屋が頂点に立った。
森保監督は「毎年毎年、最高の試合がアップデートされる中で、今日の試合がルヴァン杯史上最高の試合になったと思います。インテンシティーも技術も、サッカーの魅力を選手の皆さん、チームの皆さんが見せてくださった。サポーターの皆さんが最高のボルテージで試合を盛り上げて本当にいい試合でした」と死力を尽くした両チームを称えた。
名古屋、新潟と首都圏から離れた2クラブながら、国立競技場には同大会過去最多となる6万2517人が来場した。指揮官は「Jリーグの30年以上の歴史の中で、地域密着型で街の宝として、Jリーグが地域に根付いていることをサポーターの皆さんが示してくれたと思っています」と会場の盛り上がりにも感無量の様子だった。