◇プロボクシング132パウンド契約10回戦 波田大和(27=帝拳) 4回1分31秒TKO プレスコ・カルコシア(28=フィリピン)(2024年11月2日 後楽園ホール)
OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の波田大和が2日、後楽園ホールで行われたセミファイナルで4回TKO勝利でタイトル奪取後、初戦を白星で飾った。カルコシアに左ストレートで右目の下をカット。出血する苦しい立ち上がりとなった。その後、左右の強打で追い込むと3回には右フックでダウンを奪い、左フックで2度目のダウン。4回左右のパンチから右ストレートでTKO勝ちした。
勝った波田は「口酸っぱく言われていたのにパンチもらってペースが崩れた。反省です」とTKO勝ちにも1回に出血するパンチをもらったことに無念そう。「本当にダメ。1ラウンド目を見つめ直さないと。立て直せたのはプラスが、全然ダメでした」と後ろ向きのコメントに会場のファンからは笑い声が漏れていた。