昨季まで巨人でコーチを務め、ジャイアンツアカデミー校長に就任した元木大介氏(52)が2日、自身の公式YouTubeチャンネル「元木大介チャンネル」に新規動画を投稿。中日の根尾昂投手(24)について一皮むけたら「ヤバいと思う」とその才能の高さに期待した。
「【本音】元木が現代の選手のことを包み隠さず語ります!」と題した動画。
根尾についてスタッフから聞かれると、「実際、一緒にプレーしてないから。あんまり他の球団の選手のことをいうのもどうなんだろうなって僕、思うんですよね」とまずは気遣いを見せた。
そのうえで「両方(投打)活躍してほしいんだけど。いいものは持ってますよ」と上宮で甲子園のスターとなり、そこから巨人ヘッドコーチまで務めた“目”から高評価。
根尾の大阪桐蔭時代については「まずね、バネがあるなと思って。この子、身体能力高いなって。走り方でもプレーでも凄くバネを感じたんで。すっごいいい選手だなっていう。だってピッチャーでも150キロ近く投げるんでしょ?」と印象を語り、「何かがアレなんだろうね、うん」と2018年ドラフト1位で中日入りしながら、ここまでプロ6年間で投手として通算0勝、打者として通算打率.174、1本塁打、21打点と結果の出ていない現状に首をひねった。
投手と野手。どっちがいいのか。それについては「俺には分からない」と明言を避けた元木氏。
それでも「才能は凄くいいものは持ってる」と強調し、スタッフが「一皮むけた瞬間…」と口にすると、即座に「ヤバいと思う」と根尾のポテンシャルの高さに改めて期待を寄せ、「興味はある選手ですよね」と話していた。