阪神・森下が初対戦投手への高い対応力を見せた。カウント1―1から行われたライブBP(実戦形式の打撃練習)で、シーズンで対戦のない隅田から左中間フェンス直撃打。「(データは)入っていないです。球種くらい。投球練習を見たぐらい」という「初モノ撃ち」で存在感を発揮した。
国際大会ではほとんどが初対戦の外国人投手。森下は1打席目でスプリットに空振り三振を喫したが、2打席目では隅田も驚く選球眼で同球種のボール球を2球連続で見送り、3球目の直球を捉えた。DeNAにCSファーストSで敗退した10月13日から実戦を離れているとは思えないスイングで、井端監督は「すぐに対応していく早さもある。期待感しかない」と称賛。森下は「いい形で振れた。しっかり結果を残して、頑張りたい」と意気込んだ。