元巨人投手で野球解説者の上原浩治氏(49)が3日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。ドジャースとヤンキースのワールドシリーズで起きたファンの“暴挙”に苦言を呈した。
ヤンキースタジアムで行われた第4戦で初回裏、ヤンキース・トーレスの右翼フェンス際へのフライをドジャース・ベッツがグラブを伸ばしてキャッチ。ところが、フェンス最前列で観戦していた男性ファン2人が暴挙に出た。
1人がベッツのグラブをこじ開け、ボールをむしり取ろうと画策し、隣にいたもう1人の男性ファンもベッツの右手をつかんだ。一歩間違えれば負傷にもつながる行動に、ベッツは怒りの表情。このファン2人はもちろん、退場させられた。
このファンはシーズンチケット保有者だったが、ヤンキース側が第5戦の入場禁止を通達したことを発表した。
このシーンについて、上原氏は「着地した状態でボール奪うってことで絶対ダメですよ。浮いた状態だったらベッツ選手、大けがする可能性もある。絶対やめてほしいですね」と苦言。「もしかしたら永久追放かもしれません」と続けた。
同じく元ヤクルトの青木宣親氏も「ケガが怖いと思いますし、何よりも野球を侮辱してる」と“喝”を入れた。