◇全日本大学駅伝(2024年11月3日 熱田神宮~伊勢神宮の8区間106・8キロ)
6年ぶりのV奪回を狙う青学大の7区(17・6キロ)は、当日変更で太田蒼生(4年)が起用された。
首位でタスキを受けたものの、2位の国学院大とはわずか4秒差。国学院大も当日変更で平林清澄(4年)を投入しており、エース対決が実現した。
太田は3キロを8分11秒という驚異のペースで通過。平林との差を前半で広げた。
この走りを見た原監督は「ゾーンに入ると爆発力がある。太田劇場が開幕した。劇場閉幕せず、完結してほしい」とし、「弁当も食べていない。胃が痛い」と話していた。
一方、6区で区間新をマークした国学院大の山本歩夢(4年)は「国学院はここからが劇場なので」と仲間の力走を信じていた。