ヤクルトやソフトバンクでも活躍した元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏(45)が、3日放送のフジテレビ「ワイドナショー」（日曜前10・00）に出演。ワールドシリーズで左肩を亜脱臼したドジャースの大谷翔平投手（30）の今後についてや、大谷効果でテレビ出演が激増したことについて言及した。
大谷は今季右肘手術の影響で打者一本に専念。来季は投手としての復活が期待され、五十嵐氏も「復活の年になりますね」と期待を込めた。ワールドシリーズで痛めた左肩の亜脱臼については「右投げでも左の肩は使うんですよ。肩の動かし方や可動域は結構大事なので、動きが悪ければまた違った判断をしないといけない」と回復具合次第で投手としての復帰プロセスを見直す必要があると指摘した。
五十嵐氏は過去に亜脱臼で手術が受けた選手がいることを明かし「今の段階で手術する、しないっていうのは分かっていないんですけど、亜脱臼で筋肉の繊維が傷ついてしまう場合がある。その損傷具合が大きいとまた判断しないといけない。左肩だから大丈夫じゃなくて、左肩も投げる上で重要」とした。
ワールドシリーズでは走る際にも左腕でユニホームの首元をつかんだ走る姿が話題となったが「打つときも痛いと思います。本来のスイングができていなかった」と分析した。
MCの東野幸治から「五十嵐さん自身も興奮した1年だったのでは？」と振られると、「僕自身もテレビに呼ばれてウハウハしていました。大谷さんのおかげ」とぶっちゃけて笑いを誘っていた。