◇女子ゴルフツアー TOTOジャパンクラシック最終日(2024年11月3日 滋賀県 瀬田GC北C=6616ヤード、パー72)
58位から出た渋野日向子(25=サントリー)は3バーディー、1ボギーの70で回り通算3アンダーでホールアウトした。
「(ティー)ショットは微妙な感じだったけど、グリーンを狙うショットはましだった。5メートルくらいのパットが1個でも決まってくれたら流れは良かったのかな」。
インから出て10番で10メートルのロングパットを沈めてバーディー発進すると、パー5でスコアを伸ばした。13番は第3打をピン側につけて「お先に」バーディー。18番もピン手前1メートルに寄せて、前半で3バーディーを奪った。しかし後半は1つ落として70で回った。
2週前のBMW選手権を体調不良で欠場して3週ぶりの復帰戦。8月以来の日本でのプレーを終えて「思っているよりも体の状態は良い。凄く楽しんでできた」とうなずいた。
大会前に岡山の実家に立ち寄り、祖母から「笑顔でやりなよ」と言われたという。「それを1週間できたと思う。ゴルフが悪かろうが楽しんでもらえたら良いなと思いながら回れた」と充実感をにじませた。
次戦ロッテ選手権(ハワイ)から米国を転戦する。「最終戦も出られるかどうか分からない位置なので、しっかりこの2試合を頑張る」と気合を入れた。