ロッテは3日、ZOZOマリンスタジアムで秋季練習見学会を開催、約4500人のファンが見守る中、実戦形式の打撃練習「ライブBP」を実施し、昨年のドラフト2位の大谷、3位の木村、4位の早坂、育成1位の武内らが登板した。
10月3日の日本ハム戦で1軍デビューを果たした大谷は山口、池田、友杉、大下の打者4人に20球を投げ、安打性2本、6度空振りを奪うなど持ち味を発揮し、「わりと良かったです。お客さんが入ってるのは知らなくて…。でも、緊張もせず、いつも通り投げられたので」と手応えを口にした。
高卒1年目の武内は、球速がスコアボードに表示された中では、この日最速となる150キロをマークする一方で、打者4人に21球を投じてストライクが7球と制球に苦しんだ。プロ入り後、体重が7キロ増え、球速も高校時代の最速149キロから154キロにアップ。「真っ直ぐが自分の武器だと思うので、そこはブレずに、今はストライクが入らなくても入んなくても、いつかできるように、もがいていけばいいかなと思います」と前向きだった。