◇明治安田J2リーグ第37節 長崎2-1千葉(2024年11月3日 フクダ電子アリーナ)
J2で3位の長崎がアウェーで千葉に2-1で競り勝ち4連勝。勝ち点を72に伸ばし、2位の横浜FCとの勝ち点差を3として最終節で逆転の自動昇格に望みをつないだ。
引き分け以下の場合、自動昇格の可能性が消える条件で迎えた千葉戦は1-1で迎えた後半28分にGK若原が相手PKを阻止。大ピンチを切り抜けると、同39分にFWエジガル・ジュニオが値千金の決勝ゴールを決めた。
下平監督は「今日の1勝の重みをみんな分かっていた中で、勝ち切れたことをうれしく思う。他力もあったが、最終節まで可能性が残った。(選手には)我々は最終戦をホームで勝ち切る。他の結果は気にせず、自分たちにフォーカスしていこうという話をした」と前を向いた。
最終節を残して、3位の長崎は勝ち点72(得失点差32)。自動昇格の残り1枠を争う2位の横浜FCは勝ち点75(得失点差33)で勝ち点3差。長崎は4試合を残した時点で勝ち点差は11だったが、この3戦で一気に8縮めた。
最終節で長崎が逆転で自動昇格の2位に上がるための条件は、ホームで愛媛に勝ち、かつ横浜FCがアウェーで山口に負けること。両チームが勝ち点75で並び、得失点差で長崎が上回る。
一方、横浜FCは最終節に勝つか引き分けで自力で昇格が決まる。
3位になったチームは、6位までのチームが参加するJ1昇格プレーオフにまわる。