元「乃木坂46」齋藤飛鳥(26)が、2日放送の日本テレビ系「ANOTHER SKY」(土曜後11・00)に出演し、5年半ぶりの出演で成長した部分を見せた。
19年3月放送回では、英ロンドンを旅した齋藤。今回の目的地は大阪だった。まず最初に訪れたのは、吹田市の万博記念公園。お目当ては、岡本太郎作の太陽の塔だった。「乃木坂を卒業するちょっと前くらいに初めて来て、圧倒されてしまって。あまり自分のパワースポットとか、今までできたことは1回もないですし、そういうのをあんまり思ったことはないけど、緑と広いこの空が見える感じと、この太陽の塔が一瞬で大好きになっちゃって。それから、大事な時の前に定期的に来たり、あいさつしに来たり」と明かした。
前回放送時の自分とは「だいぶ変わったことを分かっていただけると思います」という。続いて紹介されたのは、同市内の中華料理店。いわゆる“町中華”だった。
実は齋藤が人生で初めてビールを口にしたのは、前回の放送だった。ロンドンのパブで、泡がうっすら浮いたグラスビールをちびちびと口にし、「ふ~ん…」と小さなリアクション。VTRを見たMCの今田耕司も、「それではおいしないやろ…」とツッコミを入れるほどだった。
「人生で一番ピークにひねくれていた時期なので…」と、当時を回想する齋藤。酒に対する認識が変わったのは、千原ジュニアのYouTubeを見てからだった。「よく見るんですけど、おいしそうにお酒を飲んだり、遠方に行ってお昼からお酒を飲んでいたり。それを見ていたら、そういう大人になりたいなと思って、飲み始めました」。大人の楽しみの入口を知ったという。
今回のロケで注文したのは、びんビールにキムチに豆もやし、餃子。後でラーメンとチャーハンのセットもオーダーした。「喉はからからにしてきたので」。グラスにビールを注ぎ、前回と比較にならないほど豪快にグビグビ。「おいしい…」とつぶやいた。その姿に、今田は「そうそう!減りの量で…ちょっと行きすぎてるよ!?」と少し慌てつつも、「5年半で、一番成長が見られた、あれ」と感激していた。
乃木坂でCDデビューした当時は、まだ13歳だった。そんな齋藤の成長した姿に、SNSには「初っ端からビールの飲みっぷりで成長を感じて面白かった」「美味しそうにビール飲む飛鳥ちゃん 最高でした」「飛鳥ちゃん、ビールの似合う女性になりましたね」「齋藤飛鳥ちゃんビールとか飲んで意外だったーー」「ビールをグビグビ飛鳥ちゃん可愛かったなぁ」と、多くの反響が寄せられていた。
齋藤は11年に乃木坂46の1期生として加入し、12年にCDデビュー。「裸足でSummer」などシングル5曲でセンターを務め、22年に卒業した。昨年5月に東京ドームで卒業コンサートを開催した。