ソフトバンクの風間球打投手(21)らが来季の戦力構想から外れたことが3日、分かった。各選手への通達後、近日中に発表される。風間には育成選手契約を打診するとみられる。
風間はノースアジア大明桜(秋田)で3年夏に甲子園に出場。最速152キロをマークするなど世代屈指の剛腕として期待され、21年ドラフト1位指名で入団した。だが、1年目から右肘と右膝を故障し、2年目は腰椎分離症に苦しんだ。3年目の今季は制球力アップのため投球フォームを改善して2軍デビューを果たすも、ウエスタン・リーグで6試合に登板して計5回で防御率5・40と思うような成績を残すことはできなかった。
今季1軍登板がなかった10年目左腕・笠谷俊介投手(27)も来季の戦力構想から外れた。通算74試合で7勝9敗、防御率3・93だった。また田上奏大投手(21)、川原田純平内野手(22)も育成契約を打診される見込みだ。