広島の22年のドラフト1位右腕・斉藤が秋季キャンプのテーマに、故障防止のための体力強化を掲げた。
「今年はけがもあったので、できるだけ長く(イニングを)投げられる投球フォームを(習得したい)。ブルペンの回数や、トレーニングをしっかりやっていきたい」
現在は肩、肘の負担軽減へ、下半身主導の投球フォームの構築を目指している。投げ込みと並行して、ウエートトレーニングでも強化を図る構えだ。
今季は7月下旬に右肩痛を発症。約2カ月間にわたり、リハビリ生活を余儀なくされた。ウエスタン・リーグでも7試合の登板で0勝3敗、防御率6.11。納得のいく結果が残せなかっただけに、3年目となる来季の逆襲に向けた土台づくりに励んでいく。