今季国内フリーエージェント(FA)の権利を取得したDeNA・佐野恵太外野手(29)が、同権利の行使について熟考する姿勢を示した。また球団交渉に関し、代理人を立てず自身で臨むことも判明した。
佐野は16年ドラフト9位で明大から入団し、プロ8年目で通算842試合に出場。打率・289、90本塁打、388打点の成績を残し、11月に開催される「第3回WBSCプレミア12」では、初の「侍ジャパン」入りを決めている。
20年に首位打者、22年に最多安打のタイトルを獲得した「安打製造機」で、今季は主に3番に座り、139試合、打率・273、8本塁打、62打点とチームの3年連続CS出場に貢献した。
DeNA側は、残留交渉に全力を注ぐ姿勢を示している。