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小沢仁志 超有名デビュー作は「パワハラ」の嵐 「今だったら俺、デビューで終わり」の逸話とは

スポニチアネックス 2024年11月4日 6時41分

 俳優の小沢仁志(62)が、2日に放送されたテレビ大阪「大阪おっさんぽ」(土曜後6・58)に出演。デビュー作となった超有名番組の裏話を明かした

 番組はMCのメッセンジャー・黒田有が「おっさん」と街ブラする企画。この日は野性爆弾・くっきー!と小沢がゲストで登場し、大阪のアメ村周辺でロケを行った。そこでデビュー作について話題になると、小沢は伝説の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」を回想した。

 1972年放送開始の日本テレビの人気ドラマ。83年に犯人役の1人として小沢が参加した当時の若手刑事は世良公則演じる「ボギー」だった。そして「あの当時の俺たちの業界は、今だとパワハラとか言うけど、それ(パワハラ)でしかない」と振り返る。

 「現場では録音部と照明部が怒鳴っているわ、カメラマンは監督と怒鳴り合っているわ、助監督なんか平気で役者を殴ったりするし」と、今では考えられない風潮で「ちょっと品行方正でいると、飲まれて食われる」と役者も殺気立って演技していたという。

 デビュー作は犯人の1人というチョイ役。「初日、1時間早く現場に入って」とセットの中を見学していたら「テメエ!何役だ。ウロウロしねえで、早く着替えてこい!クソバカ野郎」と怒号が飛び、震え上がった。

 さらに“ターゲット”になると大変だった。本番の際、テストと同じように演技していたら「セリフ変わったの聞こえてねえのか!」と怒鳴られたが、小沢は「俺は聞いてねえじゃん。プッチーンといって、殴っちゃった」とついに堪忍袋の緒が切れた話をすと、黒田は「殴っているやん」と苦笑い。小沢は「今だったら俺、デビューで終わり」と振り返っていた。

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