元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が4日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。国民民主党の玉木雄一郎代表に謝罪する場面があった。
玉木氏は前日3日放送の同局「日曜報道 THE PRIME」で、橋下氏が自民との連携について「総理の打診があったとしても連立に加わらないということは、もう連立は全く可能性ゼロということなんですか?総理くらいになったら、総理は人生で1回やってもいいのかなと感じるんですけど」と質問すると、「今欲しいのはポストではなく選挙で訴えた政策の実現、野党でも1票入れたら変わるという実感を持ってもらうこと」と答えた。
この日の「めざまし8」では、この発言を踏まえ、昨年9月の「日曜報道…」で、橋下氏が「仮に連立になったとしてどこの大臣に就きたいですか?」と聞いた時、玉木氏が「総理大臣ですね」と即答したことも紹介した。
橋下氏は、昨年のやりとりについて「本当にわれわれ、玉木さんに失礼な話。“総理大臣”と言った瞬間にみんな笑ったんです。ダメです。あれは。“まだ遠いんじゃないの”みたいな感じでアハハって笑ったんですけど、今考えば本当に実現の可能性があるわけで、玉木さん、本当にすみません、あの時は笑ってしまって」と謝罪。この謝罪にスタジオの出演者からは、笑い声が聞かれたが、橋下氏は真剣な表情で「ポストにはこだわりがなく、本当に政策を実行するという、その気迫は昨日凄く伝わってきました」とコメントしていた。