シンガー・ソングライターの竹内まりや(69)が3日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にVTR出演。名曲「プラスティック・ラブ」(1984年)の誕生秘話を明かした。
インタビュアーの林修は「プラスティック・ラブ」について、「海外で今、最もヒットした邦楽と言われるほど注目されてる」と紹介した。
この曲は若手アーティストらにも支持され、ガールズグループ「New Jeans」のへインがライブで歌ったり、「新しい学校のリーダーズ」もカバー、シンガー・ソングライター、藤井風もデビュー前に弾き語りでカバーしていたことで知られている。
名曲が生まれた裏側には、夫でシンガー・ソングライターの山下達郎の存在が大きく関係していたという。竹内は「自分の中ではあまりないタイプの16ビートのちょっとダンサブルな曲で、都会の孤独みたいなものを書いてみようって思って」と回顧。
「ちょっと山下達郎が驚くような曲を書こうかなって思って意気込んで書いた記憶があって」と語ると、「達郎が歌いそうな曲をちょっと書いてやれって感じで。そんな感じでした」と笑顔をみせた。
「それをうまく、凄くいい形でアレンジをしてくれたので。あのアレンジの力も大きいと思いますね」と山下に感謝。「どういうふうな歌謡曲的な曲を書いても、達郎がアレンジするとどっかポップスになるので。そこは安心なんですよね。ド歌謡曲にはならない」との信頼を口にした。