演歌歌手の川中美幸(68)が4日、東京・芝の増上寺で文化放送の「浜祭」にゲスト出演した。この日は所属レーベルのテイチクエンタテインメントが90周年を迎えたことを記念したステージに登場。同レーベルに同じく所属する青山新(24)、松原健之(45)らとともに70周年を記念してBEGINの比嘉栄昇が手がけた「こころのこだま」を熱唱。集まった約2000人の観客に歌を届けた。
テイチクに所属して47年。印象に残るエピソードを問われると、石原裕次郎さんとの思い出を挙げた。「裕次郎さんには、ふたり酒がヒットした時にパーティーで手を握っていただいて“良かったね、歌が売れて”と言ってもらった。このことは一生忘れることができない」と昭和の大スターからの言葉を振り返った。「そうした思い出が私の励みとなり、大きな財産になっている」と明かした。