ソフトバンクの仲田慶介内野手(25)が4日、みずほペイペイドームの球団事務所で、来季の支配下としての契約を結ばないことを通達された。
今季は開幕前に育成選手から支配下に昇格。ユーティリティープレーヤーとして開幕1軍入りを果たした。ウエスタン・リーグでは9月に月間MVPを受賞するなど、24試合の出場で打率・403、1本塁打、11打点をマークした。球団は育成選手として再契約する意向を持っている。
育成ドラフト14位から支配下を勝ち取った努力の男は地元・福岡出身でホークスファン。涙を浮かべ、言葉を詰まらせながら「今年、死に物狂いで支配下をつかんだ。また来年もホークスで育成となると、その時の気持ちでやれるかといったら厳しい面もある。他球団のオファーを待ちたいなと思います」と話した。