◇関西地区大学野球選手権 第1代表決定戦 天理大3―2大商大(2024年11月4日 大阪市南港中央球場)
明治神宮野球大会(11月20日開幕)の出場権を懸けた関西地区大学野球選手権が行われ、天理大(阪神大学)がスーパーシードの大商大(関西六大学)を破り、2年連続3度目の優勝を飾った。
天理大は2点を追う7回に同点とし、なおも2死一塁から井脇将誠外野手(4年=尽誠学園)の適時二塁打で逆転に成功。9回は無死一、二塁のピンチを招いたが無失点で切り抜けた。
5回から出場して7回に安打を放ち、同点の生還を果たした杉下海生主将(3年=天理)は「強い相手を想像して練習することを、積み重ねてやってきた。苦しい場面でも自分たちの野球を貫いてきた」と振り返った。
西武からドラフト2位指名された大商大の渡部聖弥内野手(4年=広陵)は「4番・三塁」で先発し、一邪飛、一ゴロ、遊ゴロ(打点1)、遊ゴロの4打数無安打に終わった。
敗れた大商大は5日の第2代表決定戦で、佛教大(京滋大学)と対戦する。