西武、ロッテで監督を務めた伊東勤氏(62)が、荒木大輔氏(60)とBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」に出演。「お前のサインに首を振らない」と言ってくれた西武の大恩人の名前を明かした。
伊東氏の入団当時はバックネット裏に陣取ったスコアラーが投手にサインを出すこともあったという。
伊東氏も「僕のサインじゃなくてピッチャーの目線は上の方を見てる。全然違う球種投げてくる。屈辱ですよ」と経験があるという。
その中で、17歳上の大ベテラン投手だった高橋直樹氏から試合中に「伊東ちょっと来い!」とマウンドに呼ばれた。
そして、「今日からお前のサインに首を振らないから好きに出せ」と言ってもらった。
その言葉に責任感が芽生え、「この人を勝たせたい」とこれまで以上に頑張るようになったと振り返った。