パリ五輪柔道男子66キロ級で連覇を果たした阿部一二三(27)と妹で柔道女子52キロ級の阿部詩(24)が4日、日本テレビ「スポーツ中継71年 国民が震えた瞬間TOP100」(月曜後9・00)に出演。印象に残っている実況や、会ってみたい歴史上の人物を明かした。
番組では同局の中継映像を中心に振り返り、「名実況部門」を特集。箱根駅伝やプロレスの実況などがノミネートされた。司会の上田晋也から印象に残っている自身の実況を聞かれた一二三は「東京五輪で優勝したときの“やっぱりお兄ちゃんも強かった”」と回答した。
東京五輪では女子52キロ級の妹・詩が先に行われた決勝を制し、金メダルを獲得。同日兄妹金メダルの偉業を達成した。「よく思いついたなと思いました」と感想を述べ、スタジオ出演者を笑わせた。
また、会ってみたい歴史上の人物の話題になると、ともに剣術家・宮本武蔵を挙げた。詩は「漫画『刃牙』で宮本武蔵がクローンで出てくるんですけど、すっごい強くて」と目を輝かせた。上田から「なんで強いか教えてあげようか。漫画だから」とツッコミを受けていた。