ヤンキースのゲリット・コール投手(34)が4年総額1億4400万ドルの契約で球団に残ると4日(日本時間5日)、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者ら複数の米メディアが報じた。
コールは2020年にヤ軍と当時FA投手としては史上最高額となる9年9年総額3億2400万ドル(当時約469億8000万円)の大型契約を結び、アストロズから移籍。契約は2028年までだが、5年を終えた今オフに残りの4年総額1億4400万ドルの契約を破棄(オプトアウト)できる権利を持っていた。
コールがオプトアウトを行使したと報道されていたが、球団側と現行契約(4年1億4400万ドル)で残留に合意したという。29年の契約延長については引き続き交渉する。
昨季33試合に登板し、15勝4敗、防御率2・63でサイ・ヤング賞を受賞。今季は右肘を痛めたため6月まで登板できなかったものの17試合で8勝5敗、防御率3・41。ポストシーズンは5試合に登板し1勝0敗、防御率2・17と先発陣を引っ張った。