ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)がチーム残留を熱望していると4日(日本時間5日)、米メディアが報じた。
地元メディア「ドジャース・ネーション」は同日、“キケ”ことE・ヘルナンデスがイベントに参加した際の発言を紹介。来季について「また戻って来たい」「来年また戻ってきて、また試合に出場できることを心から願っている」とチームとの再契約を望んだという。
23年シーズン途中にトレードでドジャースに復帰したキケは、今季年俸400万ドル(約6億円)の1年契約で残留。内外野守れるユーティリティとして故障者が相次いだチームで存在感を発揮。大差を付けられた試合では“野手登板”したこともあった。
ポストシーズンではパドレスとの地区シリーズ第5戦でダルビッシュから先制ソロを放ち、勝利に貢献。メッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦でも自身PS通算15本目の本塁打を放つなど、14試合で打率・294、2本塁打、6打点と“お祭り男”として短期決戦での勝負強さを発揮し、ドジャースの4年ぶり世界一に貢献した。
また、パドレスとの地区シリーズ第1戦で先発して3回5失点で降板した山本由伸をカフェに誘い、「とにかくチームメートがついてるから」などとメジャー1年目でプレッシャーのかかる右腕を優しく励まし、その後の好投を導いた。