女優の遠野なぎこ(44)が5日、自身のSNSを更新。生活状況や精神面に前向きな変化が訪れたことをつづった。
遠野は「皆んなにずっと言えなかった事があるの。正確には、身近な友人達にも誰にも。」と切り出すと「それはね…この数ヶ月の間、キッチンの洗い物を一切出来なかった事。『何だそんな事』と、思う人は多分心が健康な人。“ズシンッ”と心が重くなる人は、多分私と同じように鬱傾向にある人。もうね、自分の事が許せなくて許せなくて。“たかが洗い物”じゃないのよ」と明かした。
「本当に悩んでいて、苦しんでいて」と遠野。「メンタルクリニックの先生にだけには唯一打ち明けていて」というが「自分には生きている価値がない。自分は人間じゃない。生きて許されるべき人間ではない。そこまで思い詰めるの。本当にこの数ヶ月間、ギリギリの所で生きていた気がする」と、精神的に追い込まれていたことを記した。
遠野によると「何故こんな話をするかって?私、今日の明け方一睡もせずに…何故か、何故か急に勇気が出たの。一歩を踏み出せたの。狭いキッチンだけど、数時間夢中になって掃除をして。不要な物は捨てて。必要最低限な物だけに選別して、清潔に洗って。素人レベルだけど、すっーーーごっくスッキリした!!」と、ようやく片付けることができたようで「何か、ちょっと大袈裟じゃなくて…泣けてきた。出来た、出来たよ私…って。また一つ、人間に戻れた。また一つ、生きていていい理由を見つけたよって」と、気持ちに前向きな変化が。
「あー、また泣きそう…後でもう一度キッチン見に行っちゃおうっと 笑」と機嫌よくつづると「今、昨日までの私のような井戸の奥底で苦しんで光を見失っていらっしゃる方。光を探す事を諦めかけていらっしゃる方。大丈夫。まだ大丈夫」と呼びかけた。
自身の近況を踏まえ「私はたった数日の間で、過食嘔吐が少し改善されてきた。円形脱毛症の部分がフワフワしてきた笑 半年ぶりに、月経再開!!そして、鬱状態なのに数ヶ月ぶりに急にキッチン周りの家事再開 どうよ!?ちょっとは希望持てるでしょ笑 たった数日の間の事だよ!? 一緒に頑張ろうねー!!いつでも一緒に居るからねー」とエールを送った。