陸上の不破亜莉珠(ありす=センコー)、聖衣来(せいら=拓大4年)、珠衣琉(じゅえる=中3)が11月10日に行われる最後の東日本女子駅伝(福島)で群馬県チームとして初めて三姉妹そろってエントリーした。
大会の中継局である福島テレビのYouTube「福テレチャンネル」が行った三姉妹のインタビュー動画も反響を呼んでいる。
実業団のセンコーで現役を続けている長女の亜莉珠は「家族とのたすきリレーは特別」と感慨深げだ。
二女で2021年の同大会でアンカーを務めて群馬県チームを優勝に導いた聖衣来は「まさか妹まで走るとは思ってなかったのでビックリ。三姉妹で選んでもらったからには群馬のチームに貢献したい」と気合十分だ。
4歳上の姉とは中3のときに同大会でタスキリレーが実現している。
三姉妹の関係について聖衣来は「3人が一緒に住んでいたときは私が姉とケンカしたり、妹とケンカしたり。姉と妹は年が離れている(11歳差)から仲がいい」と明かした。
今は聖衣来が寮生活で離れて暮らしているので仲がいい。「(陸上のこと)聞いてくるのでアドバイスしている」という。
偉大な姉2人を追う三女の珠衣琉は今回が初出場。「姉たちとタスキをつなぐのが夢でした。姉のことは“あーちゃん”“せーちゃん”と呼んでいます」と初々しかった。