横浜F・マリノスは6日にホーム日産スタジアムでアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグ第4戦でブリラム(タイ)戦に臨む。5日には試合会場で公式会見が行われ、ブリラムからは日本でプレー経験のあるタイ代表DFティーラトン(34)が出席した。
「ブンちゃん」の愛称で親しまれるティーラトンは、“悪魔の左足”の異名が付くほど高いキック精度を誇る左サイドバックだ。18年に来日し、神戸に加入した。翌19年には横浜へ期限付き移籍し、同年の優勝に貢献。20年に完全移籍し、21年まで在籍した。
古巣戦を前に「日産スタジアムに戻ってくることができて、とてもうれしい。横浜には忘れられない思い出がある。タイから来た私を温かく迎え入れてくれた」と笑顔で話しつつ「マリノスが強いチームであることは分かっている。私たちは準備してきたし、対横浜でどのような準備が必要か分かっている。明日は面白い試合になる」と見据えた。