大関返り咲きを目指す東関脇・霧島(28=音羽山部屋)が5日、志免町の時津風一門の連合稽古で大関・豊昇龍(25=立浪部屋)らを相手に25番で15勝10敗だった。
豊昇龍との三番稽古では3勝4敗だったものの、首痛の不安も感じないほど白熱した相撲。15勝10敗には「ぎりぎり勝ち越した。ここからしっかり稽古したい。不安なくやれている」と慎重だ。
大関返り咲きの目安の33勝には九州場所(10日初日、福岡国際センター)で13勝が必要。「頭にはあるけど目の前の一番に集中したい。そればかり考えるとだめになる。千秋楽で勝っていることが大事」と平常心を強調していた。