西大関・豊昇龍（25＝立浪部屋）は5日、福岡県志免町の時津風部屋で行われた時津風一門の連合稽古に参加した。大関返り咲きを狙う東関脇・霧島（28＝音羽山部屋）らと19番連続で取り、16勝3敗と順調な仕上がりを見せた。
出羽海一門と一門外での参加した大関は低い当たりからの寄りや押しで、西小結・若元春（31＝荒汐部屋）と正代（33＝時津風部屋）の両小結や東前頭2枚目の若隆景（29＝荒汐部屋）を圧倒。霧島にも4勝3敗と勝ち越した。「秋巡業からずっと稽古できているから、いい感じで来ているのではないか。充実している」と手応えを感じているようだ。関脇だった昨年7月の名古屋場所を最後に賜杯を手にしたことがない。「久しぶりに優勝したいね。頑張ります」と笑顔で意欲を示した。