「Kis―My―Ft2」の藤ヶ谷太輔(37)が2日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「藤ヶ谷太輔 Peaceful Days」(土曜後10・30)に出演。最近“本格デビュー”してからドはまりしている人気中華料理チェーン「餃子の王将」について番組を丸々つかって熱弁を振るった。
通常はオープニングをフリートークから始めるが、この日は「こんばんは、藤ヶ谷太輔です」と挨拶したあとで「きょうのフリートーク…なし!」「今夜はスペシャル企画。餃子の王将スペシャルです」と高らかに宣言した。
そして、今年6月に「餃子の王将」へ行き、「過去に食べたことはあるはずなんですけど…差し入れとか。店舗に行って、自分の意志で餃子の王将に行ったのは今年初めてだったんですよ。その時にメッチャクチャうまいね、餃子の王将って」と改めて“目覚めた”経緯について語った。
これまでも同番組内で“王将愛”を語ってきたが、スタッフの反応は「え?今さら?」というもの。それにもめげず、この日の収録前にはスタッフと計5人で「餃子の王将」に行ってきたことを報告し“王将トーク”をスタートさせた。
おいしさの「感動を分かち合いたい」との思いから、リスナーには事前に「餃子の王将」にまつわるエピソードを募集。次々に読み進めていった藤ヶ谷だったが、そのなかには約20年前の学生時代に王将で4年間アルバイトをしていたという女性からの興味深い報告があった。
その女性によると、客の注文を厨房に伝える際には王将独自の“隠語”があるそうで、数は2が「リャン」のほかは中国語。「メニューは“王将語”です。餃子はコーテル。生餃子は生。チャーハンはソーハン。皿うどんはバリ。肉と玉子のいりつけはムーシーロ。鶏の唐揚はエンザーキー。チャーハンセットはソーハンセット。天津飯セットはテンハンセット。お持ち帰りはナーホ」と教えられると、藤ヶ谷も驚きと喜びで興奮を抑えられなくなった。
その女性はさらに「たとえば、餃子一人前とチャーハン、肉と玉子のいりつけの場合は“通します。コーテル、イー、ソーハン、ムーシーロ”と言います。餃子一人前を2皿(一人前が2皿で一つのお皿に二人前のせない時)の場合は“コーテル、イーガ、リャンテ”となり、餃子二人前の場合は“コーテル、リャン”と通し方が違います」と続け、「お客さんから“まだ来てない”と言われたり、なかなか料理が上がってこない時は急いでという意味で“カイカイ”と言います。チャーハン急いでという場合は“ソーハン、カイカイ”といいます。“カイカイ”をいうと、厨房側がイラっとなるのでよっぽどの遅れがない時しか使いません。お持ち帰りは“ナーホ、通します”と言ってからオーダーを言います」とも付け加えていた。
番組スタッフはもう大笑い。藤ヶ谷は「これはさ、ちょっと。一発で理解できないのはいま俺らが(満腹で)頭フワフワしてるからなのかな」と言いつつ「でも、これ知れたのうれしいわ」と大喜び。
「何語か分かんなかったの。もちろん日本語じゃないなってのはあったし。中国語なのかなって。聞いたことないなって。“王将語”なんだね。誰かが考えたんだ…。コーテル…。ソーハン…。きょうも言ってたね」と大興奮だった。