◇ACLエリート第4節 神戸2―0光州（2024年11月5日 ノエスタ）
神戸FW宮代大聖が公式戦4連発で、チームを首位浮上に導いた。前半48分にPKを決めて先制点。「もう…日頃の行いということですね。入って良かった」。蹴る直前に足を滑らせただけに、少し照れ笑いを浮かべた。
激しいチェックも冷静に受け流した。大迫や武藤がベンチ外になる中、マークが集中。前半16分には背後から削られた。同20分には相手と一触即発ムードにもなった。だが「少し熱くなった部分もあったけど心は冷静だった。自分のところに来るならば誰かがフリーになるし、相手をイライラさせれば良いと思っていた」。駆け引きでも相手を上回った。
「ゴール前に顔を出すこと、連続してゴール前で動くことは気にかけています。感覚的な部分もあるんですけど、最近はそこがうまくハマっている。連戦の中でも使ってもらっているので、結果を出さないといけないと思っている」。大迫、武藤に次ぐポイントゲッターが元気なのは、首位に立つJ1リーグ、天皇杯決勝へ向けて大きい。