◇ACLエリート第4節 神戸2―0光州(2024年11月5日 ノエスタ)
スカッドが“完勝”を物語っていた。光州との首位攻防戦で、神戸は被シュート0本に抑えた。この試合前まで今大会3試合で得点ランキングトップの6得点を挙げていたFWヤシル・アサニと対峙したDF初瀬亮は「一番得点を取っている選手ですし、ゼロで抑えられたのは良かった」と胸を張った。
意識したのは「できるだけスピードに乗らせないように、なるべく距離を詰める」ことだった。「あそこで下がっちゃうと切り込んでシュートまでいかれてしまう」。積極的なプレスを掛けることで「相手のボールタッチが大きくなればクワ(鍬先)やトゥーレルがカバーしてくれる」と味方と連動してピンチを未然に防いだ。
高精度のFKでも何度の得点チャンスを演出し、後半7分には惜しい直接FKも放った。「狙ったところに蹴れている」と自信を見せ「(FKは)ちょっと距離が遠かったし、GKも読んでいる部分ありましたけど、あれ以上ないコースだった。残り試合は少ないですけど、ああいうので決めていければ」と意気込んだ。